季節のブレンド

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

比較的暇な2月もあっという間に終わり3月に入りました。

目先の仕事に追われて、せっかくの暇な2月も結局忙しく過ごす・・・。

3月は春です。そう、季節のブレンドもリニューアルの時期です。

頑張らないと。。毎度の事ながら予定通りには行きません。

季節のブレンドは、エチオピアの豆の出番が多いです。

ハラーの地区やイルガチェフェのウオッシュドやナチュラル。

その近辺のシャキソ地区にジンマ地区。

各々に個性があり良さがあります。

香りの派手さではイルガチェフェがリードしておりますが、ジンマの滑らかで豊かな口当たりや上質さも素晴らしい。

手間暇がかかるが、ブラッシュアップされたハラーは独特の甘さやスパイスのような風味で印象的です。

ハラーはチャンスがあれば再度ご紹介させて頂きたいと思います。ただ、価格はケニア並に跳ね上がると思いますので考え物です。

さて。そんな大好きなエチオピアの代表的な食事といえば、「インジェラ」です。

モソモソ・パサパサした口当たりで(若干やばそうな)酸味のあるクレープ風のものです。

最近お気に入りのYouTubeさんがそのインジェラを美味しそうに食す番組です。

11分、21分あたりからコーヒーのシーンもあると思います。

コーヒーにルー(ヘンルーダ)を入れたり、ブラッククミンシードオイルを入れたり塩を入れたり。

コーヒーセレモニーの際に炭の中に乳香を燃やして香りも楽しむなどなど。

日本では、砂糖にミルクに一部で酒くらいが一般的でしょうか。

あと20年位すれば、スパイスを入れたりチャイの様に飲まれたり、柑橘のピールをグラスに付けて楽しんだりとするかもしれません。沢山の楽しみ方が出来るようになれば良いなぁと思っております。

20年経っても、オークションで1位のコーヒーだ!とか、超高額のコーヒーだ!とか象の糞のコーヒーだ!とか言って騒いでいそうで怖いですが。。。

数年前に世話になったエチオピアのガイドさんにたぶん(アディ―)似てる気がするのだが気のせいでしょうか。

仕事が少し暇になったら、またエチオピアに行きたいなぁ。

Photo:ルワンダ/ガスーラ(コアカカ) Rwanda/Gasura

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<生産者情報>
生産者:ムカニャルワヤ・ダフローズ女史を中心とした8農家
所在:南部州フイエ郡キゴマ市カランビ地区ガスーラ集落
標高:1,850-2,000m
輸送:ドライコンテナ
精製:発酵槽を使用しソーキングも行うウォッシュト
品種:ブルボン(ブルボン・マヤグエスが主、ミビリジが少し)
規模:集落全体で12t程度のチェリー
収穫期:3-6月
WS:コアカカ協同組合カランビウォッシングステーション
所在:南部州フイエ郡キゴマ市カランビ地区ニャルニィニャ(キニャマカラ山麓)

Photo:ケニア/カイナムイ・ファクトリー

ケニア/カイナムイ・ファクトリー

<生産者情報>
ファクトリー名:カイナムイ・ファクトリー(1964年設立)
ファクトリーオーナー名:David Kanya
所属農協名:New Ngariama農協
ファクトリー所在:中央州キリニャガ県東部Gichugu地区Ngariama
ファクトリー標高:1,460-1,750m
精製:発酵槽を使用しソーキングも行うケニアの伝統的ウォッシュト
品種:SL28、SL34、Ruiru11
栽培面積:763.2ha、400,993本(2010-2011時)
栽培品種:SL28、34、Ruiru11
シェード:グラビレア、ユーカリ、畑の周りに風除けとしてマカダミア
他の生産物:茶、トウモロコシ、バナナ、マカダミア、畜産

醤油風味のコーヒー

いつもありがとうございます^ ^ 従業員のMASTERでございます。

blogツールのワードプレスにフォトギャラリーとjetpackというワードプレス最適化してくれるプラグインを入れました。

写真は詳しい情報も添えて記載したいのですが、取りあえずは写真のみです。

気になる写真ががございましたらコメントくだされば、分かる範囲でお答え致します。

もう一つのjetpackプラグインに簡易なサイト統計情報があって、よく検索されるページ(もしかしたら皆さんにも興味あるかも?)もピックアップしてみようと思います。

今回は2009年の7月12日の内容のblogを若干(リンクなど)を修正したものをシェアしようと思います。新たな手抜きと言えばそうなのだが。。

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最近お気に入りのタンザニアのカッピングをしていたのですが、
ある瞬間ストロベリーの香りが強烈にしました。

  ふとした瞬間・・・。

ジャガイモとイチゴの香りって似ている!!

アーシー(土)っぽい匂い(ポジティブ)である。
しかし、インドネシアのようなアーシーとはちょっと違う。
タンザニアなだけに、ケニアの様な芳香に酷似している。

何なのだろう!? 「じゃがいも=イチゴ」
同じフレバープロファイルが絶対ある!

イチゴとジャガイモは同じ香りか?

しかし。今、目の前のコーヒーはイチゴとジャガイモの匂いだ。
ジャガイモと言ってもネガティブな物ではない。
ドキドキするような素晴らしい香味だ。

この文面を読んでも100人に1人位しか納得してもらえないと思うが、
「ジャガイモ=イチゴ=コーヒー=醤油」は、すべて同じ匂いが入っている。

     はず。。。。

気になって朝までネットで調べた・・・・。

「メチオナール」という成分が、コーヒーに含まれており、
さつまいもやジャガイモ、イチゴ、パイナップル、醤油にも含まれているそうだ。
やっぱりジャガイモとイチゴとコーヒーは同じ匂いを持っている。

ちなみに醤油メーカののHPを覗いてみたら、醤油の香りの成分には、
バラやヒヤシンスの花の香り、アーモンド、コーヒー、ウイスキー、
パイナップルといった香りももっているそうです。
もちろん、醤油の主要な香りの中に、バニラの香りのバニリンがあります。

はたして、皆さんはどのような香味を発見出来るでしょうか!?
今年も素晴らしいプレーバーをもつ、タンザニアで是非チェックしてみてください。
チョコレートや、マンゴー、シナモン、イチゴ、紅茶、バニラ、オレンジ等の
味がチェック出来ると思います。

ちなみにグアテマラの素晴らしいコーヒーは、
甘いバニラの様な芳香があります。
「美味しい醤油」のような甘い香りが特に強く感じられます。

その他にも適切な焙煎がされていれば、
イロイロな香味が見つかると思います。
是非、どんな香りが含まれるか探ってみてください。
味覚能力は才能と言うよりも経験と思います。

2009.07.12 記

Photo:タンザニア・ブラックバーン農園

タンザニア・ブラックバーン農園

<生産者情報>
農園名:ブラックバーン農園
所在:アルーシャ州カラツ県オルディアニ地区
農園主:ミハエル・ゲルケン
標高:1,760-1,950m
品種:ブルボン、ケント
ドライミル:テーラーウインチ社
輸送:リーファーコンテナ
保管:国内定温倉庫