梅干しの味わい。

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。

久しぶりのピカピカの青空。そして日曜日。過ごしやすい陽気になってまいりました。

そして当店はというと、午前中はビックリするくらいにお客様が来なくて(苦笑)

まぁ、やる事は山のようにありますし月曜着び出荷は多いので、出荷作業をドンドン進めました。

夕方には、通常通りの来客数でしたので午後のひと時は一瞬繁盛店のような賑わいでした!

こんな天気の良い日は、きっと午前中は洗濯物とかお布団干しとか忙しく過ごされていたののでしょうかね。

さてさて。新穀のマンデリンのご注文が多く頂いております。

新穀のほんの数ヶ月ですが、シャープでクリスプな味わいで、まるでフレッシュな新入社員のように初々しいです。

おそらく11月くらいには、フレッシュさは影を潜め部長クラスの貫禄になって、1月には珈琲界の重鎮のような味わいに変化するでしょう。

徹底し現地でのハンドピックにより、洗練された味わいですので重く濁り感のあるマンデリンではございません。綺麗な味わいのマンデリンです。

間違いやすいのですが、濁り感とコクは似ているようで全く別物でございます。

酸味が嫌いなのか渋みが嫌いなのかも似ているようですが全く別物でございます。

棚干し天日乾燥 ほろにがウオッシングステーション

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そういえば、梅干しを食べて「酸っぱい」「しょっぱい(塩辛い)」の区別が出来ないひとが増えていると思います。

その前に、最近は塩分控えめが主流で、しょっぱい(塩辛い)梅干しが少なくまりました。

そして何よりも酸っぱい梅干しも少なくなったと思います。塩抜きをするので味わいも薄っぺらくなってきました。

塩だけ(シソも)で作られた梅干しは姿を消して、市販品のほぼ全てが甘味料や化学調味料を入れるのが主流になりました。

売れる商品を作らないと商売成り立たないですが、梅干しですら本来あるべき味わいから大きく外れております。

売れる商品を作る事は非常に難しいです。ある意味職人のプライドなどは捨てて、消費者の求める味わい(素人好みの味わい)に安く仕上げなければなりません。

商売というのは、お客様に喜んで頂ける事が最も重要ですから。

おいらは、お客様が喜ぶ前に自分が喜びたいので、半分は道楽なんだろうな。

どんなに道楽でもお客様に喜んで頂きたいとは常に思っております。伝わって無いと思いますがw。