コンビニのコーヒー

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。
あっという間に三月も終盤にさしかかりました。

年度末での移動や転勤などのご挨拶にと、ドリップバッグのご注文を多く頂いております。

気合を入れて毎晩作成しておりますが、なかなか在庫不足が解消しません。今晩もがんばりますかね!

さてさて。先日社長がコーヒーの会議に出席したのですが、その議題のひとつが、

「コンビニで販売しているコーヒー」だったようです。

私は、あの短時間であのクオリティーで100円は立派だと思うのです。

多くの消費者も支持している訳だし売れて何ら不思議でもありません。

ある意味私は冷めていて、「どうせ、コーヒーの味なんて半分以上の人が分からないのだから」というのが根底にあるので、あの程度の味わいは素晴らしい着地点だと思うのです。

どうやら、他のコーヒー業界の人たちは情熱的で、「コンビニのコーヒーを美味しいと言ってる人は味覚異常者」だと思っています。

逆に、コンビニのコーヒーを美味しいと思っている消費者は、こんなに手軽に美味しいコーヒーが飲めるなら喫茶店や、コーヒー豆屋も大変だろうと心配していたりします。

他人の味覚の異常を心配する生産者に、店の経営を心配する消費者。

面白いですよね。どっちも正解のような気もするし、頓珍漢な気もする。

どうせ殆どの人はコーヒーの味なんて分らないのだ。分かるつもりでいるけど分からない人がターゲットなのがコンビニコーヒー。だからソコソコのでいいのだよ。

逆に、味の分かる人をターゲットにすれば、そんなに剥きになってコンビニコーヒーの悪口を言わなくて済むのにと思うのです。あのコーヒーをライバル視してるほうが恥ずかしいです。

誰もかれもが客になる訳ではありませんしね。時と場合によるでしょう。皆さん欲張りすぎです。

軽自動車が沢山走っていて、たまにベンツにごくまれにロールスロイスなのです。みんながベンツに乗るわけではありません。軽自動車にもベンツにもメリット・デメリットあるんですよ。

朝の忙しい時間に、ヤマザキの味気ないパンをコンビニのコーヒーで流し込むのも良いでしょう。便利ですし。

そんなに悪くは無いと思うのですよ。当店のゴミ箱に捨ててあるコーヒーよりも不味いのですが、それでも十分なんですよ。ほとんどの人はね。

ちなみに私はコンビニもいかないので、そのような生活は一生無いと思います。

しかし、営業さんであちこち飛び回って仕事してる忙しい方なんかにはちょうど良いと思います。

コーヒー業界の裾野もひろがるので応援をしていたりします。まぁ、裾野から上がってくる人はほぼ居ないのですがね。

生産者と消費者のギャップって結構あるものなのです。