焙煎時間

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

めっきり秋めいてきましたが皆さんお元気でしょうか?

新豆のエチオピアとコロンビアとホンジュラスを無事にリリースして、あとは「季節のブレンド・かがやき」を仕上げれば何とか落ち着きそうです。

いや。落ち着きたいのですが、ドリップバッグが全く無くなってしまったので作らなければなりません。

明日は定休日なのですが、焙煎機のオーバーホールか焙煎をして一日が終わります。

焙煎はどれくらいの時間がかかるの?とよく聞かれますが一つの焙煎で13分30秒(中深煎り)を目安に焙煎しております。

ヤカンの中の水を入れて満タンでも、半分でも13分30秒。夏でも冬でも13分30秒。この感覚は必須です。

私の焙煎の場合は、温度の上昇カーブもチェックをしますし、夏場は気温が高いので冷めるまでの時間を計算して煎りあげます。

当然、凡人とは桁違いの高度なテクニックを駆使しておりますが、気が付く人が数人位なので自己満足の人と言えるのでしょうね。

いいのです。気が付く人が気づいて、自分の満足できる仕事が出来て飯が食える。なかなか出来ません。

ちなみに13分30秒で焙煎が出来たら楽勝と思われますが、生豆の計量で1時間。1バッチ15分換算・20種焙煎で5時間。

石抜き機とハンドピックを1バッチ5分。計2時間。

焙煎所から店に持ってきて、最終的な豆のチェックにエージング用に小分けで密封します。

この作業で3時間。その他片付け掃除を行って30分。20種の焙煎の味のチェックは随時行います。

20バッチの焙煎は多い方ですが、一人で行うと12時間働きっぱなしです。

焙煎時間は1バッチ13分30秒ですが、結局は定休日に12時間以上の労働です。

休みの日にしっかり休む。これも大切ですが休んでいたら全てが間に合いません。

まだまだやらなければならない事も、やりたい事も沢山あるのですが、まずは私の仕事量を減らさないといけません。

より良いコーヒーを作る為の時間を増やすのが目的なのですが、なかなか難しいですね。時間があったらダラダラしちゃうのでしょうし。