ドラマ

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

4連休の2日目。本日もご来店とチョッピリのネット注文誠にありがとうございます。

発送の商品は連休明けの着日指定が多いので何処かにお出かけでしょうか。イロイロお気を付けて楽しいお休みをお過ごしください。

さて。最近よく台所に立つようにしております。結構な時間をかけて台所の片づけをしております。

クイジナートを引っ張り出してきたリ、冷蔵庫の中身の大掃除をしてアルコール消毒まで進みました。

ガスコンロは、創業100年を超えるうなぎ屋のタレの滴り下りる焼き台のようになっているのをごしごしして。

峠にある寂れたドライブインで使用するような電子レンジをごしごしして。

廃業間近の焼鳥屋の焼き台のようなトースターをごしごしして。

大・中・小と揃えて買ったタッパーを全て綺麗に揃えて引き出しに片付け。

全ての包丁は新聞紙がスパスパ切れるように磨き上げ。

ようやく料理でもするかという環境になってきた。

キッチンを見れば料理の出来が想像できる。包丁を見れば料理人の能力が想像できる。

最近メルカリとヤフオクで包丁を見続けたので、中古の包丁を見れば料理人の性格や腕も想像出来るようになった。包丁を見ればドラマがみれる。

プロ用の包丁で言うならば、コロナ禍でやむ負えず手放す人もいるであろうが、もはやその高価な包丁を持つ資格も無い様なプロ崩れが使用した形跡の包丁も多く出品されている。

料理人にとって命とも言える包丁を粗末に扱うやつは戦力外通告を受けます。コーヒーも同じこと。同じ道具でも同じ材料でも作る人が違えば出来上がりは全く異なるのだ。

料理の知識や道具の使い方や在り方はコーヒーを作るのに非常に役に立ちます。

インド料理のスパイスの使い方は特にコーヒーのブレンディングに役にたちます。

いつ、どこで、何を入れるか。どのような変化が生まれるのか。

なごみブレンドのようなエチオピアの豆とブラジルの豆をブレンドする定番のレシピがありますが、焙煎前にブレンドして焙煎するのと、各々焙煎してからブレンドするのでは味が異なります。

ほろにがブレンドは、全ての豆を生豆の段階でブレンドして95%位を仕上げます。

残りの5%は焙煎後に味わいをチェックして修正を加えるのですが、残りの5%は焙煎後に仕上げないとカッチリと仕上がりません。

カップラーメンでいうなら、「召し上がる直前にお入れください」と書いてある謎のスパイスを食べる前に入れるのか、お湯を注ぐときに入れてしまうか位の違いだな。違いは分かる人には分かる。

インド料理のカレーも最初から全てのスパイスを入れたら全く違う味わいになります。順番があって味わいに層があって奥行きがあるのです。

より良いコーヒーを作るためにも、新しいアイディアを得る為にも、そこそこ美味い飯を食べられ、全てのものに感謝出来るように、より一層の技術と知識を身に付けようと思います。