衣食足りて礼節を知る

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

本日も暑い中ご来店・ご注文誠にありがとうございました。

この暑さの中、新規のお客様の割合が増えてきました。

ほぼほぼ常連のお客様の当店。

初めてのお客様は正直ビビる。

お客様のご紹介での来客なら、その方と同じような価値観や経済力や生活水準なので良い場合が多いです。

その他には、断れない人に紹介されたので義理で来店して下さったお客様。

コーヒーは好きで飲むけど、スーパーのコーヒーで十分満足です!という感じのお客様ですかね。

お客様は紹介者の義理で来店され、私は紹介してくださったお客様への義理で丁寧に接客して。

一度限りと分かっていても長々とコーヒーの説明をしなくちゃいけなくて、こういう作業は社長がやればお客さんもイイだろうなぁと思いながら。

最後がネットで見てきました。最近はこのパターンが多い。

当店は、万人向けでは無いし、場所は分かりにくいし、マクドナルドのような爽やかな接客も作り笑顔もお世辞も無い。

富裕層を除けばネットをみてイチかバチか当店に来るのは正直お勧めしない。まぁ、がっかりすると思う。

どうみても他の店の方が親切だ。他の店に行って何となくどの店も相性が悪かったら歓迎します。

初めてのお客様と言うのは本当に貴重です。

仮に宣伝広告を出したら1人当たり3,000円~5,000円かけないと新規のお客様1人来てくれないです。

が、ネット見て来ましたと言われると。。。地雷が多い。

セブンイレブンのようなコーヒーを下さい!とか目をキラキラさせて言われ。

酸っぱいコーヒーが嫌いです!と毎日のように言われて。

美味いコーヒーはありますか!?と聞かれて。

1杯サービスでコーヒー淹れますので、これを飲んで感じる事が無いようでしたら他店を。

その他、コーヒー1杯に恋人とのファーストキスをした時のような感動を求めるオジサンがいます。

コーヒーじゃ無理ですよ。仮に感動したコーヒーも2杯目には感動も薄れる訳だし。

それはコーヒーじゃなくてコカインや覚醒剤の世界です。残念ながらコーヒーにはそこまでの力はありません。

感動できる味わいのコーヒーと言うのは、素材や焙煎や鮮度や淹れ方も大切ですが、「飲む人の味覚能力」が最も重要なのですよ。と。

新規のお客様でも富裕層を歓迎するのは、比較的味覚能力が高い場合が多い。

そして「衣食足りて礼節を知る」と言う言葉があるように、ある程度の水準の人はマナーが圧倒的に良い。

せっかく来たのだからイロイロ買っていこうか!という乗りの人が多いが、コーヒーは鮮度も大切なので、大量のコーヒーを販売する事は無い。

お好みのコーヒーがあればまた来てくださいと言って適量に留めもらいます。

当然、富裕層というのは同じ生活水準の人との繋がりがあるので、良い店と言うのは知人を通じて知る場合が多い。

食べログ見て店を参考程度にする場合もあるだろうが、相談相手が食べログや口コミサイトしかない人は残念な人が多い。

例外はありますが「貧すれば 鈍する」ケースは多い。当然、平和に過ごしたいので触らぬ神に祟りなしという事です。