甘いコーヒー-2

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

甘味について本日は書いて見たいと思います。

「甘いコーヒーを下さい」

言いたい事は分かる気がする。でも、甘いコーヒーというのは難しい。

「甘いお米を下さい。」と言われたら、コシヒカリやゆめぴりかのようなモチモチした粘りけのある触感のほうが甘さを感じやすい。上白糖の甘さだ。

では、あきたこまちやつや姫のようなさらりとした、粘りけの少ないお米は甘くないのか!?甘い感覚はある。グラニュー糖の甘さだ。

どりらも甘い。しかし甘さの質が違うのだ。お米を買うなら、もっちりかあっさりか聞くのが答えやすい。そして食感が固いか柔らかいかだ。

朝ご飯は、ササニシキやつや姫がおススメだ。日本の朝食にピッタリだ。

肉や中華系のおかずにはコシヒカリ。

新しい食感としては、雪若丸や龍の瞳(青天の霹靂)。これは新しい味わいだ。外はサラリとして中はモッチリ。

一粒一粒噛むごとにその美味しさが口の中に広がり、いつまでも噛んでいたい美味しさだ。

また冷めても美味しく、特に塩むすびは本当に美味い。

おおぉと。米の話になってしまった。コーヒーの話に戻そう。

甘い味なのか甘い香りかでも実際は違う。甘いチョコレートやキャラメルもある。バニラの香りも甘い感じはするが実際は甘くは無い。

糖度でいうならばグラニュー糖を入れるのが最も手軽に甘くなる。最も賢い方法で世界中の多くの人が実行している。

砂糖を入れるのがダメだとかいう乏しい考えが不幸を呼ぶのだ。甘くしたいなら砂糖だ。

ちなみに、ブラックで飲んで甘さを感じられないような味覚なら、砂糖を少し入れても甘さは感じにくい。

砂糖を入れるのは、ただ単に苦みを抑えて甘くする役割だけではない。

砂糖を入れると酸味が立体的に浮かび上がってきて、今まで飲んでいたコーヒーとは全く違う表情が楽しめるのだ。

私は、自分のコーヒーに砂糖もミルクもアイスコーヒーもあまり飲まない。が、砂糖もミルクもアイスコーヒーもアリだと思っている。

ちなみにコーヒーの液体の糖度は1~2程度らしい。その違いは人間には残念ながらわからない。

糖度が同じでも、ほうれん草、レモン、メロン、柿では甘さの感じ方は全く違う。

素晴らしいコーヒーとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。

全てのコーヒーが甘く感じる。甘さの質がことなるが。糖度を求めるのならお砂糖を入れないと糖度が明確には上がらないのだ。

正直にいうとなかなか納得してもらえないので、適当に思いつく商品を揚げるのがスマートな営業方法だ。

適当に話を合わせる技術があればもっと楽なのだろうが仕方ない。自分でも自分の扱いが大変でならない。