感じ方。-2

こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。

昨日の続きでも。。。

どんなに訓練されても、人間の感じ方は環境に左右されやすいです。

そう。プロでも真剣なカッピングの時は全てブラインドでチェックします。どうしても余計な情報はジャッジの邪魔をするからです。

社長が生豆の仕入れ値を知らないのも、あえて知らせておりません。

小生がサンプルローストします。生豆の状態や焙煎時の香りの変化や豆の硬さなどなど多くの情報が私に入ってきます。

逆に、社長は何ら情報が無いので平等に評価が出来るのです。仕入れ値が高くても低くてもバイアスなしで好き放題評価しますからね。

社長の「美味しい」か「すごく美味しい」の判定で価格が決まるのです。

エルサルバドルなんて生豆は非常に高額だったし、特に冷めてゆくにつれて甘さや質感がグングン増してゆくので、内心は740円にしたかったのですがね。

まぁ、仕方ない。社長のリアクションで680円です。もちろんスペシャルティグレードで素晴らしい味わいです。お買い得です。

仕入れ値が高いからって、一律値段を高くするなんて事はしておりません。

私は、酒もタバコも飲まないのでコーヒー位は毎日楽しみたいです。

金額だけをみたら決して安いコーヒーではありません。びっくりするほどコストをかけた高級品ですが、自分ならどの金額だったら満足かな!?

という所で価格は決定しております。

安いだけで良いのなら幾らでもあるのですがね。