17年前

こんにちは。ほろにが☆パート従業員のMASTERです。

新豆の入れ替えが重なり、味わいのチェックも忙しくなっております。

ショートギリギリで入港したエチオピア。助かりました。

エチオピアは無くすわけにはいかないのだが、そうそう都合よく行くことも少ないのです。

販売農園のデータを探すついでに、17年前のほろにが便りをみてみた。

今でこそネットを叩けばそこら中にイルガチェフェが見受けられるが、

17年前に世の中でイルガチェフェを知っていた人はほぼ居ないと思う。

あまりにも美味し過ぎて驚いたものだ。

そしてそれ以上に、美味しさを理解できない人が大勢いたのを覚えている。

今でこそ当店でも人気の高いイルガチェフェ。

17年間もの試行錯誤でブラッシュアップされた当店のイルガチェフェは、他のイルガチェフェとは同じ名前でも別物と言える。

生豆の仕入れ値は当時の2倍以上になりました。現地での生豆の買い取り価格は3倍も5倍も増えている。

生豆は高騰しているが売値はというと、生豆の上昇に比べたら穏やかにしております。以前より高くなったのは事実ですが17年間で20-25%の上昇です。

価格転嫁に苦労している訳では無くて、意図的に利益率を下げて多くの方に楽しんで頂けるようにしております。

生豆の価格は安いに越したことは無いです。しかし、安くなればよいとは思ったことが無い。

生豆はどんなことがあっても最高に素晴らしい物でなければならないのです。

生産国、生産地域が同じ名前であっても、中身は別物でございます。分かる人が飲めばの話です。